利回りの提示見送り=公的年金、次期中期目標−厚労省(時事通信)

 厚生労働省は26日、公的年金積立金を運用する独立行政法人「年金積立金管理運用」(GPIF)に関する2010年度から5年間の次期中期目標案をまとめた。年金制度の抜本的見直しを今後予定していることなどから、利回りの数値目標の提示を見送った。
 公的年金の運用では、厚労省が中期目標を提示し、GPIFがこれに沿って基本ポートフォリオ(資産構成割合)を決定する。利回り目標の提示見送りは異例だが、ポートフォリオに大きな変更はない見通しだ。
 3月末に期限を迎える現行中期目標は、賃金上昇率を除いた実質的な運用利回りが1.1%を上回るよう求めている。これを受け、GPIFは基本ポートフォリオを国内債券67%、国内株式11%、外国債券8%、外国株式9%、短期資産5%と規定。厚労省幹部は同日、次期中期目標に対応したポートフォリオに関して「現行を基本とすることを想定している」と強調した。 

【関連ニュース】
公的年金、運用益1兆7046億円=外国株が寄与
年金運用の見直し必要=原口総務相
「有資格を知らず」3.5万人=年金の未受給者調査で
「年金通帳」交付を見送り=来年度予算を削減
公的年金、運用益1兆2119億円=外国株上昇で-7〜9月期

首相動静(2月24日)(時事通信)
京成千葉線で男性飛び込み死亡、1800人に影響(読売新聞)
新型フル検出する研究用試薬を発売―アルフレッサファーマ(医療介護CBニュース)
自民に審議復帰の動き=予算組み替え動議を検討(時事通信)
<中国映画>道東が舞台のストーリー 北海道9市で上映(毎日新聞)

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。